【体験談】失敗しない!オーストラリア大学院留学悩んでる方に見て欲しい 出願〜入学までの準備あれこれ

海外での大学院進学をお考えの方、今出願中の方、色々と不安になることが多いと思います。

私も大学院入学の手続きを進める際はかなり悩みましたし不安にもなりました。

この大学で良いのかな?

エージェント使った方が良いのかな?

オープンキャンパスには行くべきだろうか? などなど。

大学院(修士課程)を卒業して数年が経ちましたが、あの時悩みながら、そして周りの人達に反対されながらも日本ではなく海外で大学院留学をしてよかったなと思っています。
(もちろん辛いことや嫌なことも沢山ありましたが。)

今現在オーストラリアでの院への進学に悩まれてる以前の私と同じ心境の方々や、海外大学留学に興味がある方などの参考になればと思い、私の体験を基にした情報をここでまとめてみたいと思います。

私が自分自身の体験を通して一番感じたことは、エージェントさん任せきりにするのではなく、自分でもしっかりと注意事項を把握しておくことはとても大切だということです。

大学院留学の長所と短所

私が大学院に進学したいと思った時、周りの家族、友人・知人、日本の大学教授にも相談しました。私の場合(年齢がアラサーだったこともあったせいか)周りの人達にはすごく反対されました。

私が相談した某国立大学教授のアドバイスは、

「院卒業後日本で再就職したいなら日本の国立大で大学院に進学すべき。(日本企業ともつながりがあるので)」

「海外大学院留学はそんなに甘くないぞ!ボロボロになって挫折してか帰国するのがオチだ。」

といった意見でした。また、私がオーストラリアの大学に興味を持っていたのに対しては、

「オーストラリアの大学院の修了証書はただの紙切れになるぞ。(私の専門が医療系なので、留学するならアメリカでオーストラリアでは勉強しても無駄という意味だったんだと思います。)」と。

私の倍くらいの人生を歩んでいる大先輩の意見ですのでかなり説得力があり、悩みに悩み、悩み込んだことを覚えています。

そこで私が海外大学進学を決める前にした事は、海外での大学院留学の長所と短所を自分なりにまとめることです。そして、自分にとってオーストラリアでの大学進学はどうなのか?と考えました。

今実際に入学・卒業してみて感じる意見も含めて改めて長所と短所をまとめてみたいと思います。

海外大学留学の長所

  • 履修する専門分野だけでなく、語学(英語)も同時に学べる。
  • 英語圏の論文の読み方・書き方が学べる。
  • 日本とは異なった学習方法を体験できる。
  • ディスカッション・プレゼンテーション・グループワークのスキルが得られる
  • 在学中のインターンシップや卒業後海外で働くチャンスが得れる。
  • 海外生活も同時に楽しめる。

海外大学留学の短所

  • 授業が全て英語なので、ストレスを感じやすい。
  • 学費が高い。
  • 課題が多い。
  • 日本の学習スタイルと異なることが多いので馴染みにくい場合もある。
    単位をとるのが日本の大学より大変。単位を落とす確率も高い。
  • 学生生活+海外生活を同時に行わなければいけないので環境に慣れるまで時間がかかる。
  • 日本企業とのつながりは殆どない。

私の場合は長所の方が優勢だったので、大学院留学を決めました。

皆さんもまだ悩んでいる場合は、一度長所・短所を自分なりにまとめてみてください。自分の意見がシンプルにまとまり答えが見えてくるかもしれません。

オーストラリアの大学院

オーストラリアの大学院は、日本でいう修士課程と博士課程に分かれています。

日本でいう修士課程はMasterコース、博士課程はPh.D.(Doctor of Philosophy)と呼ばれています。

大学卒業後→大学院(Master→Ph.D.)となります。

また、Masterコースはコースワークとリサーチワークに分かれます。

コースワークは授業を中心に進めるコースで、リサーチコースは自身のリサーチを中心に進めるコースです。何かしらのリサーチ経験などが無い場合はコースワークを選ぶのが一般的です。

また、コースワークでも選択肢が豊富なコースが多く、1年は授業中心で2年目はリサーチのみという選択ができるコースも少なくありません。

オーストラリアのMasterコースは1.5 〜2年間のコースが一般的です。

入学までの流れ・それぞれの過程の注意点

情報収集

情報収集はとても大切です。

何を学びたいか、どのような事を重視したコース(インターンシップ重視・研究重視など)が良いかなどを考えながら情報を集めます。

各大学のウェブサイトからどのようなプログラムを履修できるか見れるようになっています。卒業課題がどんなものなのかも見る事ができます。十分に確認しましょう。

また、エージェントを使うか使わないかもここの時点で考えましょう。
エージェントを使う場合はエージェント選びも大切です。「多めの手数料を払うんだからこのエージェントはしっかりしているだろう」という考えはあまりおすすめできません。実際にこの考えでエージェント選びに失敗していた人数人に出会いました。現地のみでオフィスを構えているエージェントの方がしっかりしている場合もあります。

そして、気になるのは学費です。海外の大学は学費が割高。オーストラリアでは私学の大学はかなり高いといわれています。公立の大学でもそれぞれの大学によって学費がかなり異なります。学費もそれぞれの大学のホームページで確認できますので確認しておきましょう。

【私の体験談】

私は1ヶ月間くらい必死に大学のホームページを隅から隅までみました。私は海外の企業との共同研究するような経験をしたいと思っていたので、企業との共同プログラムがある大学院のコースを中心にさがしていました。そして気になったのは卒業論文の長さ。え?この大学は10,000 words!? あ!この学校はは7,500 words! なんて思いながらカリキュラム比較をしていました。(実際卒業論文に取り組んだ時は、word数なんて気になりませんでした。なのでそこは気にしないで大丈夫だと思います。) また、オープンキャンパスにも足を運び、学生の方々と話したり研究室の見学にも行きました。現地に足を運べるのなら、オープンキャンパスに行くのも良いと思います。

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大学の候補を絞る

十分に情報収集をして大学のコース内容を比較した後、候補を絞っていくます。この時点で2〜3校に絞るのが良いと思います。

大学院コースそれぞれの入学条件があります。必要な英語力(IELTSやTOEFL)もそれぞれ異なることもあり、中には職歴や専門の資格、研究経験など条件がある場合などもあります。それもしっかりと調べておきましょう。

日本の大学進学をする際、希望校を決めるのは大体の人は学校のランキング(や偏差値)重視で選ぶことが多いと思います。これは海外の大学では少し異なります。それぞれ大学は個性的なプログラムがあり、同じ名前の科でも大学が違えばコース内容が全く異なる場合も多いです。大学の知名度・ランキングだけでなく、自分が学びたい内容が一致しているかどうかを重視して大学選びをする事をおすすめします。

実際に初めのセメスター(学期)を終了した後に「思っていたコース内容と違った」といって他の大学に編入した知人が2人(どちらも現地のオーストラリア人でしたが)います。このような事にならないように十分に注意して大学選びをしましょう。

【私の体験談】

私はこの時点で3校に絞りました。 1校目は現地企業とコラボしたカリキュラムがある大学、2校目は私個人が取得したいと思っているイギリス系の医療資格が取得できるコースがある大学、3校目はオーストラリアでランキングトップの名門大学。

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出願

必要な書類などを揃え、候補大学に出願します。

出願してからオファーを受け取るまで少し時間がかかるかもしれません。少し入学予定日までの日程に余裕を見て早めに出願しましょう。出願してからオファーが届くまではおおよそ2〜4週間かかるといわれています。

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オファーを受け学費を支払う

オファーには条件付きのオファーと条件なしのオファーの2種類あります。

英語力が入学条件に満たさない場合など、条件つきのオファー(コンディショナルオファー)が来る場合があります。その場合はもう一度IELTSやTOEFLを受け入学に必要なスコアを取るか、大学付属の学校に通い英語を勉強する場合があります。必要な英語のスコアはだいたいIELTS6.0〜7.0で大学やコースによっても異なります。

最終的に通いたい大学を決め、学費を支払います。(だいたいおおよそ1学期分)

【私の体験談】

私は出願してから1週間半から2週間の間で出願した3校とも返事が返ってきました。

私は出願前にIELTSを受けましたが、スコアは6.0しかなく、出願した3校とも入学条件の英語力が6.5、7.0だった為

3校とも条件付きオファーでした。もう一度IELTSをを受け直そうかとも思いましたが、大学の語学学校に通うと英論文の書き方やプレゼンテーションの仕方、チュートリアルレッスンの練習などもできるということでそちらの方が良いと思い大学留学準備期間ということでIELTSは受けずに学校に通うことに決めました。指定された期間その英語の授業をを受け、最終テストに合格し卒業すると入学条件が満たされました。

この期間に学んだ英論文の書き方やプレゼンテーションの練習は、本コース開始後かなり役に立ったように思います。かなりオススメです。

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入学許可書(COE)を受け取る

学費支払い手続きが終了したら入学許可書(COE)が発行されます。

入学許可書(COE)学生ビザ申請ができるようになります。

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学生ビザ申請

学生ビザを申請します。

学生ビザ申し込み時は、入学許可書(COE)、パスポート、クレジットカードが必要になります。

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入学の準備

日本に住んでいる方は航空券を予約したり、渡航の準備をしましょう。

また、学生保険にも入る必要がありますので、その手続きもするようにしてください。

文房具などはやはり日本の文房具の方が使いやすくアイデア商品もたくさんあります。使い慣れたペンなどは日本から持って行くことをおすすめします。

私は無印の文房具を揃えて持って行きました。オーストラリアの都市部には無印やダイソーもありますが、割高です。

大学海外留学失敗しない為の注意点

エージェント選び

エージェント使うべきか?使わないべきか?といった質問を受けると、私はいつも良いエージェントなら「使うべき」と答えます。

なぜなら、やはりエージェントさんは海外留学の専門家なので、私たちが数回しか経験していない海外留学の数百倍・数千倍の経験があるからです。情報量も豊富です。

また、大学出願・入学に必要な手続き、書類、健康診断や保険などももちろんよくご存知ですのでズムーズに行ってくれます。

自分で3校出願しようと思ったらかなり大変です。ビザの手続きなども、自分一人でするより経験豊富なエージェントさんに手伝ってもらうと心強いです。

また、大学から返事が返ってこない場合や質問などがある時など大学側にコンタクトを取る必要がありますが、メールの返信がくるのも時間がかかることがあります。(自分の経験上)しかしエージェントの方々はだいたい大学の担当の方達やシステムをよくご存知なので、スムーズに大学側との連絡のやり取りをしてくれます。

さらに学生保険の申し込みなども手伝ってくれるならもう申し分ないですね。

しかしぼったくり又は対応が悪いエージェントには気をつけて下さい。

ちょっとこのエージェントおかしいなと思ったら、他のエージェントにも問い合わせをして、比較してみてください。

大学付属の語学学校への通学

私個人の意見ですが、もし今までに海外の大学に通った経験のない方は、自分個人専門の本コースが始まる前に準備期間として大学付属の語学学校に通うことをオススメします。

大学の大学英語準備コースでは英論文の読み方、書き方、プレゼンの仕方、チュートリアル授業の仕方などを重点的に練習させてくれます。日本では教授の言うことを聞き学ぶことが主流で、大人数でディスカッションしたり自分の意見を大勢の前で述べる機会はあまりありませんが、海外の大学では自分の意見を述べる場が多いです。ディスカッション中は喧嘩をしているかのようにハキハキと皆さん意見を述べます。そんな環境に対応する準備期間が必要だと思います。

また、日本の論文の書き方と英論文の書き方は異なります。そこもまず少し習っておくべきだと思います。

同じコースで勉強していた外国人のクラスメイトはレポートや論文の構成がおかしくて理解ができないと教授に数回呼び出されていました。彼女はIELTS6.5で大学英語準備コースを受けずそのままコースをはじめたようでかなり苦戦していました。その教授が彼女に私に英論文の書き方を教えてもらえと言い、図書館で一緒に課題に取り組んだのを覚えています。

英語にかなり自信がある方やIELTS7.5以上ある方(TOEICは大学英語にはあまり役に立ちません)などは別ですが、少しでも不安な方は大学英語準備コースを数ヶ月受ける事をおすすめします。

最終的なチェックは必ず自分でも行う

エージェントさんは的確に事を進めてくれ頼もしいですが、最終的なチェックは必ず自分で行いましょう。

保険の確認、入学許可書(COE)や学生ビザやその他書類の確認と管理、入学日など大切な日時の確認は必ず自分でも行いましょう。

また、単位免除の手続きやその他個人的な書類の申請などの手続きは自分個人で行った方がスムーズにいきます。(私の経験上)入学した前後のコース説明会できちんと情報収集し、コースコーディネーター(担当者)の連絡先をきちんと確認しておきましょう。

単位免除を受けると学費も節約できます。単位免除の受け方や学費の節約の仕方についても体験談をご紹介したいと思ったいます。

まとめ

自分個人の体験談を参考に、オーストラリア大学院留学時の大学選び、出願〜入学までの流れと失敗しない為の注意点をまとめてみました。

大学入学前は色々と不安になったり何を準備していいのか悩む事もありますが、コースがはじまってしまうと一気に慌ただしく日々が過ぎていきます。(課題やテストがかなり多いです。)

アレをしておけばよかった!こうしておけばよかった!と思っても授業が始まってしまうと時すでに遅しという事にもなりかねません。失敗しないように十分に準備しておきましょう。

今現在海外での大学進学をお考えのみなさん、目的や状況などはみなさんそれぞれ違うと思います。じっくりと考え、自分にあった進路選びをしてください。応援しています。