熟したトマトの美味しい成分と真っ赤な色を生かしたハンドメイド石鹸、トマト石鹸。
夏のお野菜の代表でもあるトマトを使った、とっても夏らしい手作り石鹸レシピをご紹介したいと思います。
トマトには優れた抗酸化作用を持つといわれる成分、リコピンがたくさん含まれていることが知られています。リコピンは美白効果があるといわれていますよね。
そんな話題の成分リコピンって肌にも良いんじゃないの?
そう思い、3年ほど前にこの石鹸レシピを作りました。
今ではトマト石鹸、市販でも購入できる人気商品になってますね。
このトマト石鹸には抗菌作用に優れるティーツリーオイルを加え、ニキビ肌の方にも好んで使っていただけるようにレシピを仕上げましました。
背中ニキビができやすいという悩みを持つ私の、お気に入り石鹸の1つです。
フレッシュトマト石鹸の作り方
材料
- 完熟トマトと浄水:適量(合計250ml)
- 苛性ソーダ:83g
- オリーブオイル:460g
- パーム油:64g
- ココナッツ油:112g
*お好みで*
- エッセンシャルオイル:適量(ティーツリー、ペパーミントなど)
- デコレーション用の乾燥ハーブ(ローズマリーなど)
作り方・手順
① トマトと少量の浄水を加えブレンダーにかけます。そしてフィルターで濾し、繊維を取り除きます。(ジューサーをお持ちの方は、ジューサーを使うと簡単に繊維を取り除いたジュースができます。)このトマトジュースを250ml作り、冷凍してアイスキューブにします。
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② 大きめのガラス又はステンレスボウルに①のアイスキューブを入れ、苛性ソーダを少しずつ加えながらよく混ぜ、①を溶かし水溶液を作ります。
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③ オイルの必要分量をはかりとり、固形のものがあれば湯煎にかけてとかします。
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④ ③の液体の油に②の苛性ソーダトマト水溶液を少しずつ混ぜながら加えます。(優しく混ぜてください。)
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⑤ 15〜20分間ほどしっかりと混ぜます。(優しく・ゆっくりと)
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⑥ サランラップをかけて休ませ、型入れのタイミングを待ちます。数時間に1回程様子を見つつ混ぜて下さい。
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⑦ 型入れ:石鹸生地がドロッとしてきて泡立て器を持ち上げた時に液体表面に線がかけるくらいになれば型入れどきです。
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⑧ 型に入れた後、トントンと机に優しく叩きつけて空気を抜きます。デコレーション用に乾燥したローズマリーなどのハーブを乗せる時はこのタイミングで乗せてください。
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⑨ 乾燥して硬くなったら型から出します。だいたいの目処は1〜3日後です。
型から出した後、さらに乾かし、十分に硬くなったら好きな大きさに切り分けます。
トマト石鹸使い心地は?
さっぱり!リフレッシュ感抜群!!
洗浄力に優れる点はオリーブオイルベースの手作り固形石鹸の特徴です。汚れがきれいに取れた、サッパリとした洗い心地を実感できます。
オリーブオイルベースの石鹸は肌にマイルドで潤いを保つ石鹸としても知られています。
少し泡立ちが悪いことがデメリットですが、この問題を緩和するためにココナッツオイルを加え泡立ち力を補っています。まだ泡立ち力が足りないと感じる方もいらっしゃるかもしれません。そんな時は少しココナツオイルの割合を増やしてみてください。
よく泡が立てれる泡立てネットやボディータオルを使うのもいいですね。
夏石鹸作りにおすすめのアロマ精油
梅雨や夏は湿気が高くて蒸し暑く、汗をよくかくので汗臭さなどの体臭がきになることもあると思います。そんな季節におすすめなのが抗菌作用に優れた精油です。また、スッと爽やかに体のほてりを和らげてくれる精油もおすすめです。
ティーツリーオイルでニキビ・水虫対策、体臭の対策にも
抗菌・抗真菌作用に優れる精油として知られています。ニキビケア、水虫のケア、頭皮ケアにも有用だとされている精油です。
ペパーミントオイルで日焼けケア
体のほてりや痒みを和らげてくれる精油として知られています。夏の強い日差しで日焼けした時や、虫刺されの痒みのケアなどもに有用だとされています。
可愛いトマトのバーソープ作り方まとめ
夏にピッタリのトマトソープバーレシピをご紹介させていただきました。
体ニキビでお悩みの方、汗臭さや体臭にお悩みの方などにおすすめの石鹸です。
また、ハーブをデコレーションに使うと見た目も可愛くギフトにもピッタリです。
飾りすぎないナチュラルなラッピングをして、小さなギフトにしてみてはいかがでしょう?ハンドメイドの贅沢な無添加石鹸を使ったことのない方にはとても喜ばれると思います。
このブログに他の石鹸レシピもあげていますので、よかった見てみてください。