2020年、新型コロナで世界中が大変な事になっております。
私が住んでいるアメリカ・シアトルではアメリカ国内初のコロナ陽性が発生し、2月下旬からどんどん深刻化して「アメリカのコロナキャピタル」と呼ばれるようになりました。
そして3月中旬からは都市封鎖。
学校も閉まりお店も閉まりました。
その後都市閉鎖は解除されたものの夏になっても症例数は多く、警戒は続いたまま。
ビジネスも不調なとこが多く倒産のアナウンスメントがでたり、個人のお店も閉店してしまうところも見かけるようになりました。
メディアやラジオなどでは「challenging time」という言葉がよく使われています。
こんな大変なご時世ですが、私のように今現在就職活動をしている方、これからしようと思っている方は沢山いると思います。
このコロナ渦はアメリカでの就職活動にどのような影響がでているのでしょうか?
私は転職活動中で、まさにこのコロナ渦に逆らうようなかたちで就活中です。
(↑2020年秋になんとか無事に就活終了しました)
私個人の就活経験を元に、
コロナ中の就活状況がどんな感じなのか?
どんな影響がでてるのか?をレポートしたいと思います。
コロナ渦中アメリカでの私の就活状況
私は今年1月から心機一転と就職活動をはじめ、2月上旬・中旬に2社の面接を受けました。
2社中1社の最終面接がうまく行き、給料交渉に進む事に
「よしっ!」
そしてこのタイミングで予想もしていないコロナ渦に巻き込まれます。
給料の交渉の電話がかかってくる予定の週になかなか連絡がこないのでなぜかな?と思っていると、HRから会社全体のHiring processを全て中止したので雇えませんと謝罪メールが届きました。
「運が悪いというかなんというか…」
【私の就活のあらすじ】
2020年1月から就活を開始。10社ほど申し込む。
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1月下旬・2月上旬:HR(人事部)による電話でのスクリーニング(2社)。
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2月上旬・中旬:2社の面接を受ける。
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2月下旬:1社HRとの給料交渉の予定が入る。
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3月上旬:HRから会社全体のHiring processを全て中止したので雇えませんと謝罪メールが届く。
↓
3月中旬:都市封鎖がはじまる。
↓
就活を中断しざるを得ない状態に陥る。
コロナが少し落ち着き、新しい求人情報が出だすまで様子見ようと就活を休止。
↓
2020年夏、再び新しい求人情報がチラホラと出はじめる。
就職活動再開!
↓
2020年秋、無事にオファーを受けました。
新型コロナパンデミック中のリクルート状況
私の夫はあるラボラトリー(医療系)のスーパーバイザーで、面接をして人を雇う側です。
普段(コロナパンデミック前)はだいたい月一回くらいのペースで面接をし、新入社員を雇っていました。
会社は雇用社数合計がアメリカ全国5万人以上いるような大きめの会社です。
この企業ですらコロナでしばらくの間雇用をストップすると本部から連絡がきたというのです。
私が転職を考えている分野の求人広告は新しいものが全く出なくなり、「雇用がストップしているんだろうな」と見てわかるような状態に。
2020年上旬 (COVIDパンデミック中:2月〜6月)
・社会が困惑し、都市封鎖。
・エッセンシャルworker、在宅勤務できる者のみ働く状態で、エッセンシャルwork以外の求人はほぼ出なくなる。
・州の決まりで面接なども禁止され、雇用プロセスを途中でストップする企業もでてくる。
要するに就活はコロナ渦の中へ…
2020年中旬(7、8月)
徐々に再び求人がではじめる。
2020年秋頃
元に戻った感じがします。
2020年の就活を振り返ってみて
本当に大変でした。
今までになかった、根気のいる就活期間。
ある意味、諦めも肝心といった感じの2020年の就活でした。
求人がほとんど出ていない状態だったので仕方ないですよね。
でも職種を変更してまでも仕事を探したいというわけではなかったので、新型コロナの困惑状態が少しおさまるまで辛抱強く待ちました。
結果的に、前に面接を受けたところから「求人出せるようになったから応募してみない?」と連絡が来て、幸いにもオファーをもらうことに。
第一希望の大学での仕事だったので、「辛抱強く待ってよかった!」と思いました。
転職をしようと思って就活をはじめたのが2020年2月。結局それからすぐにパンデミックが起こったので約9〜10ヶ月間かかりました。
いや〜本当に長かったです。ほぼ2020年も終ですよね。
同じ状況で今就活中の方、これから就活される方、頑張って下さい。
応援しています!